「株式投資を始めてみたいけど、できるだけリスクは抑えたい」そう感じている初心者の方は多いのではないでしょうか。
ネットや書籍にはさまざまな情報が溢れていますが、「結局どの運用会社を選べばいいのか分からない」「
宣伝ではなく客観的な評価が知りたいという」声も少なくありません。
そこで本記事では、生成AI時代の評価指標を可視化するツール SUPER ACT を用いて、
「リスクを抑えて株式投資を始めたい初心者におすすめの運用会社は?」という質問(プロンプト)に対して、生成AIがどの企業名を挙げるのかを調査しました。
広告や主観的な意見ではなく、生成AIがどの企業(ブランド)をメンションすべき対象としてとして認識しているのか、その結果を解説します。
計測期間: 2025/12/15-2026/1/1
対象プラットフォーム:
ChatGPT, Gemini, Grok, Claude, Perplexity
SUPER ACTのプロンプト計測について
従来のSEOや広告評価では「検索順位」や「クリック数」が重視されてきましたが、生成AI時代では 「AIにどう認識・推薦されているか」 が、情報収集や意思決定に大きく影響し始めています。
SUPER ACTは、ChatGPT・Gemini・Claude・Grok・Perplexity などの生成AIが、特定の質問に対してどの企業・サービス名を挙げているのかを横断的に計測・分析するツールです。(開発/提供元:株式会社プラッタ)
「リスクを抑えて株式投資を始めたい初心者におすすめの運用会社は?」
このプロンプトは、投資初心者が実際に生成AIへ質問しやすい内容を想定したものです。
SUPER ACTでは、この質問に対して 生成AIがどの運用会社名を回答に含めるのかを、複数回・複数プラットフォームで取得し、言及傾向や安定性、文脈を分析しています。
計測結果
メンション順位総合ランキング(プラットフォーム横断)
| 順位 | 企業名 | Picksee Index | メンション率 |
|---|---|---|---|
| 1位 | SBI証券 | 96 | 99% |
| 2位 | 楽天証券 | 94 | 99% |
| 3位 | マネックス証券 | 67 | 80% |
| 4位 | 松井証券 | 39 | 49% |
| 5位 | auカブコム証券 | 22 | 29% |
| 6位 | SMBC日興証券 | 14 | 18% |
| 7位 | PayPay証券 | 12 | 16% |
| 8位 | ウェルスナビ | 5 | 6% |

AIのおすすめは「SBI証券」と「楽天証券」が圧倒的シェア
本計測では、SBI証券と楽天証券が拮抗する形で上位を占める結果となり、
3位のマネックス証券以下とは明確な差が確認されました。
特に、3位と4位の間、4位以降の順位では、
生成AIによる言及頻度・安定性の面で段階的な差が生じています。
また、8位には証券会社ではなく、
ロボアドバイザー型の資産運用アプリである ウェルスナビ がランクインしました。
これは、生成AIが「初心者」「リスクを抑える」という文脈において、
証券会社だけでなく自動運用サービスも選択肢として提示していることを示す、興味深い結果と言えます。
SBI証券は、手数料の安さや取扱商品の幅広さ、長年の実績と口座数の多さが、「リスクを抑えて株式投資を始めたい初心者」という質問と自然に結びつき、生成AIが定番の選択肢として挙げやすいブランドになっていると考えられます。
生成AIにとってSBI証券は、迷ったときにまず提示する代表的な証券会社という位置づけと言えるでしょう。
楽天証券もSBI証券と近い水準で言及され、初心者向け証券会社の代表格として高い認知を維持しています。
特に、楽天ポイント投資や楽天経済圏との連携、使いやすさといった要素が、生成AIの回答内で多く触れられました。一方で、「リスクを抑える」「長期的に運用する」という観点では、商品数や総合力の面でSBI証券がやや優位と判断され、その差が順位に反映された可能性があります。
プラットフォーム別ランキングの傾向まとめ
各生成AIプラットフォームごとのランキングを俯瞰すると、共通して上位に挙がる運用会社と、プラットフォーム特有の特徴が見えてきます。
全体を通した共通点
- SBI証券・楽天証券・マネックス証券の3社は、ほぼすべてのプラットフォームで上位3位以内にランクイン。
- 特に SBI証券と楽天証券は、多くの生成AIで「初心者」「リスクを抑える」という文脈における定番候補として安定して言及されています。
プラットフォームごとの特徴
- ChatGPT
- 証券会社の選択肢が最も幅広く、ネット証券から大手対面証券まで網羅的に回答する傾向。
- Gemini / Grok
- SBI証券・楽天証券を軸にしつつ、ウェルスナビやTHEOなどのロボアドバイザー型サービスも自然に含める傾向。
- Claude
- 楽天証券を1位に据えるなど、使いやすさ・初心者視点をより重視した回答構成が見られる。
- Perplexity
- SBI証券・楽天証券を中心に、SMBC日興証券や銀行系サービスも選択肢として提示する特徴。
引用数が多かった情報サイトは「株主優待ガイド」、「株探」など
生成AIは、単一の公式情報だけをもとに回答を生成しているわけではなく、複数の中立的な情報サイトや解説メディアを横断的に参照しながら、文脈を組み立てます。
以下は、本計測において、生成AIが回答を構成する際に特に引用頻度が高かった情報サイトです。
kabuyutai.com(株主優待ガイド)
株主優待に特化した情報を体系的に整理しており、初心者向けの投資メリット説明や具体例の補足として引用されやすい。
kabutan.jp(株探)
個別株・市況情報の信頼性が高く、銘柄説明や市場データの裏付けとして引用されやすい。
soico.jp
投資初心者向けの基礎解説・比較コンテンツが多く、生成AIが「前提知識の説明元」として参照しやすい構造を持つサイト。
money-journey.moneyforward.com(マネーフォワード マネージャーニュース)
家計管理・資産形成の文脈と親和性が高く、初心者向けの資産運用ストーリーを補強する情報源として引用されやすい。
zuu.co.jp(ZUU online)
金融リテラシー向上を目的とした解説記事が多く、中立的な金融メディアとして生成AIが背景説明に用いる傾向が見られる。
まとめ|生成AIから見た「リスクを抑えて株式投資を始めたい初心者におすすめの運用会社は?」
本計測から明らかになったのは、生成AIが「リスクを抑えて株式投資を始めたい初心者におすすめの運用会社は?」というプロンプトに対して、SBI証券と楽天証券を、生成AI横断で最も安定して言及しているという点です。
両社は、AI時代における「初心者向け運用会社の王道ポジション」をすでに確立していると言えます。
生成AIは証券会社単体の情報だけでなく、中立的な投資情報サイトや相談窓口型サイトなどを根拠として組み合わせながら回答を構成しています。今後、生成AIを活用して投資判断を行う人が増えるにつれ、こうしたAIから見た信頼性・中立性・実績は、利用すべきサービスを選ぶうえで、ますます重要な指標になっていくでしょう。
※ 本記事に掲載された内容について、Pickseeは広告料・掲載料を受け取らず、生成AIの回答データに基づいた中立的な分析のみを提供しています。


