オンライン英会話を始めてみたいけれど、「英語に自信がない」「いきなり難しいレッスンは不安」と感じている初心者の方は多いのではないでしょうか。
ネット上には多くのオンライン英会話サービスが紹介されていますが、「結局どのサービスが初心者に向いているのか分からない」「宣伝ではなく客観的な評価を知りたい」という声も少なくありません。
そこで本記事では、生成AI時代の評価指標を可視化するツール SUPER ACT を用いて、
「初心者向けのオンライン英会話サービスを提供するおすすめ会社は?」
という質問(プロンプト)に対して、生成AIがどのサービス名を挙げるのかを調査しました。
広告や主観的な口コミではなく、生成AIがどのオンライン英会話サービスを「初心者におすすめすべき対象」として認識しているのか、その結果を解説します。
計測期間:2026/1/2 – 2026/1/21
対象プラットフォーム:ChatGPT / Gemini / Grok / Claude / Perplexity
SUPER ACTのプロンプト計測について
従来の比較記事や広告では、料金の安さやキャンペーン訴求が中心でしたが、生成AI時代では 「AIがどの文脈でどのサービスを推薦するか」 が、新しい評価軸として重要になりつつあります。
SUPER ACTは、ChatGPT・Gemini・Claude・Grok・Perplexity などの生成AIが、特定の質問に対して どの企業・サービス名を回答に含めているか を横断的に計測・分析するツールです。(開発/提供元:株式会社プラッタ)
今回使用した
「初心者向けのオンライン英会話サービスを提供するおすすめ会社は?」
というプロンプトは、英語学習をこれから始めたいユーザーが実際にAIへ質問しやすい内容を想定しています。
SUPER ACTでは、この質問に対して生成AIがどのオンライン英会話サービス名を挙げるのかを、複数回・複数プラットフォームで取得し、言及傾向・安定性・文脈を分析しています。
計測結果
メンション順位総合ランキング(プラットフォーム横断)
| 順位 | 企業名 | Toka Index | メンション率 |
|---|---|---|---|
| 1位 | DMM英会話 | 88 | 92% |
| 2位 | ネイティブキャンプ | 76 | 91% |
| 3位 | レアジョブ英会話 | 73 | 78% |
| 4位 | Kimini英会話 | 29 | 34% |
| 5位 | ビズメイツ | 25 | 31% |
| 6位 | QQ English | 21 | 27% |
| 7位 | ワールドトーク | 15 | 18% |
| 8位 | Weblio英会話 | 13 | 16% |

AIのおすすめは「DMM英会話」と「ネイティブキャンプ」が二強
本計測では、DMM英会話とネイティブキャンプが他社を大きく引き離す形で上位を占める結果となりました。
3位のレアジョブ英会話以下とは、特にメンション率で明確な差が確認されています。
DMM英会話は、初心者向け教材の豊富さ、講師数の多さ、レッスンの始めやすさといった点が、「これから英会話を始めたい人」という文脈と強く結びついています。
生成AIにとってDMM英会話は、「まず候補として挙げやすい定番のオンライン英会話サービス」として認識されていると考えられます。
一方、ネイティブキャンプは「回数無制限」「予約不要」といった特徴が、初心者が英語に慣れるまでの心理的ハードルを下げる要素として評価され、複数のAIで安定して上位に挙げられました。
プラットフォーム別ランキングの傾向まとめ
ChatGPT
DMM英会話とネイティブキャンプを軸に、教材の分かりやすさや料金の始めやすさを重視した回答が目立つ。
Gemini
DMM英会話とレアジョブ英会話を高く評価。学習設計や教育実績といった「継続しやすさ」を重視。
Grok
DMM英会話をトップに、ビジネス英語にも展開可能なサービスを含めた現実的な提案が特徴。
Claude
レアジョブ英会話を最上位に評価。学習理論や日本人講師サポートなど、安心感を重視。
Perplexity
ワールドトークやネイティブキャンプなど、日本人講師・柔軟な受講スタイルを評価する傾向が見られた。
引用数が多かった情報サイトは「mybest」「リセマム」「本気の英会話」
生成AIは、単一の公式サイトやサービス提供元の情報だけを参照して回答を生成しているわけではありません。
複数の 中立的な比較サイト・解説メディア・学習者向け情報サイト を横断的に参照しながら、
「初心者にとって分かりやすく、失敗しにくい選択肢はどれか」という文脈を組み立てています。
今回の計測において、生成AIがオンライン英会話サービスを回答する際に、特に引用頻度が高かった情報サイトは以下の通りです。
mybest(マイベスト)
オンライン英会話を含む各種サービスの比較記事が豊富で、料金・教材・講師の特徴などを初心者目線で整理しています。
生成AIにとっても「中立的で構造化された比較情報源」として参照しやすいサイトと考えられます。
リセマム(ReseMom)
教育・学習分野に特化した情報メディアで、英語学習やオンライン英会話に関する解説記事が多く見られます。
特に「初心者」「学生・社会人」「学習の始め方」といった文脈で引用されやすい傾向がありました。
本気の英会話
オンライン英会話や英語学習サービスを実体験ベースで解説する専門サイトです。
各サービスの向き・不向きや初心者がつまずきやすいポイントを丁寧に整理しており、生成AIの回答文脈と親和性が高い情報源となっています。
これらのサイトはいずれも、広告色が比較的弱く、学習者視点での情報整理が行われている点が共通しており、
生成AIが「初心者におすすめできる根拠」として参照しやすい特徴を持っています。
まとめ|生成AIから見た「初心者向けのオンライン英会話サービスは?」
今回の計測結果から、生成AIが「初心者向けのオンライン英会話サービスを提供するおすすめ会社は?」という質問に対して、最も安定して上位に挙げているのは DMM英会話 と ネイティブキャンプ であることが明確になりました。
両サービスは、複数のAIプラットフォームで高いメンション率を獲得しており、「教材の分かりやすさ」「始めやすさ」「継続しやすい料金・受講設計」といった要素が、生成AIの知識ベースに深く浸透していると考えられます。
生成AIの回答は、特定の広告やキャンペーン情報に依存しているわけではなく、mybest や リセマム、本気イングリッシュ などの中立的な比較・解説サイトを横断的に参照しながら構成されています。
これは、生成AIが単なる「知名度」や「人気」ではなく、初心者が失敗しにくい選択肢かどうかを重視して回答していることを示しています。
今後、オンライン英会話サービスを選ぶ際には、「口コミ」や「価格」だけでなく、生成AIがどのサービスを安定しておすすめしているかという視点も、新たな参考指標のひとつになっていくでしょう。


